羽衣劇団

昭和の初めから10年ごろまで羽衣で旗揚げされた劇団「羽衣劇団」は、諏訪部万次郎、妻のときが作ったとされています。神社の祭典や催しものがあると呼ばれ上演を重ね、劇団長、万次郎の名から「万ちゃん芝居」と呼ばれ人気を博したといいます。昭和11年に宮町に移り、人気絶頂の昭和16年、万次郎の急死によって当劇団は解散しました。現在では、往時を知る者も、偲ぶ術もありません。

参考文献
市政施行50周年記念 なつかしの町名をたずねて 富士宮市の町名今昔